テック中原の外観の写真

雨漏りの原因

雨漏りの画像

雨漏りには3つの原因があります

①:経年劣化によるもの

雨漏りの原因として一番多い理由が、建物の経年劣化によるものです。建物が老朽化し、瓦のずれや雨樋の詰(つ)まりが原因で雨漏りが起きます。経年劣化は、雨漏りだけではなく、瓦が落下する恐れがあり非常に危険です。早急に、適切な処理を行わなければなりません。屋根だけでなく、耐用年数が8~10年と言われている外壁にも注意しましょう。定期的なメンテナンスが行われていない外壁では、小さなヒビに見えて壁の裏側はすでに腐食が進行している可能性も大です。

②:暴風雨・台風・強風・地震など災害によるもの

屋根の防水材料として使われおり耐用年数は20年以上と言われてきました。しかし、災害や環境によりもっと早く劣化することがわかっています。地震などで地盤がずれると、建物自体がダメージを受けヒビや亀裂が入ってしまうでしょう。屋根のメンテナンスを行っていない建物は、強風や台風での雨漏り被害が大きくなります。

③:施工不良によるもの

建物が新築にもかかわらず、数年足らずで雨漏りをすることがあります。施工方法が悪かったために、屋根のほか、壁やベランダにひび割れや亀裂が入り雨漏りが発生します。新築だけではなく、屋根や外壁のリフォームを行ってから雨漏りが始まったというケースも多いです。家をキレイにしようと思い手を加えたのに、逆に雨漏りを引き起こしてしまうなんて信じられませんよね。悪徳なリフォーム業者による雨漏り被害は年々増加しています。施工不良で雨漏りしているかどうか知りたい場合は、雨漏り調査を依頼しましょう。

雨漏りの画像

雨漏りしやすい場所とは?

【屋上】

屋上も屋根と同じく、定期的なメンテナンスが必要ですが、後回しにしている人も多いでしょう。屋上の雨漏り原因は、

塗装の剥がれ排水溝の詰まり防水層の浮きや表面のひび割れ

などです。メンテナンスを怠ると大規模工事が必要になることもあります。室内に浸水していあないことで、屋上の雨漏りに気づかず数年放置してしまうと、建物の劣化を早めることにもなりかねません。屋上はメンテナンスを重視したいところです。

【ベランダ】

ベランダも屋上と同様、雨漏りが起こりやすい場所です。防水シートの劣化やひび割れやわずかな隙間から雨水が侵入します。

ベランダは雨風の影響だけではありません。人が歩いただけでも劣化が進行してしまうのです。ひび割れや剥がれを起こすと、雨水が侵入してしまいます。

ベランダのメンテナンスは5年を目安に定期的に行わなければなりません。メンテナンスを怠ると建物自体の腐食につながります。

【壁】

屋根に続いて雨漏りが発生しやすい場所といえば、外壁です。特に、屋根と外壁が結合している部分は、雨水が侵入しやすく、外壁内部から室内に漏水します。

外壁の雨漏りは、業者の施工不良が原因となっているケースもすくなくありません。また、サイディングボードの隙間を埋めるシーリングが劣化することも雨漏りの原因です。

壁にひびが入りそこから雨水が浸水すれば、木材が腐食し家全体が傷みます。外壁塗装の塗り直しや修理には相当な費用がかかるでしょう。

【屋根・瓦】

雨漏りが一番多い場所は屋根です。屋根は瓦のずれ、コーキング剤の劣化やルーフィングの破損、ストレートのひび割れや浮きなどが原因で雨漏りを引き起こします。

板金のわずかなクギ浮きさえも雨水が侵入する原因です。雨水が少量でも侵入すると、屋根の材木が腐食します。

クギはサビて、クギ止めの機能を失ってしまうでしょう。このような状態で台風や強風が起これば、板金が剥はが れ、最悪屋根ごと吹き飛ばされてしまう可能性もあります。